お知らせ

蔵持こども園の園庭は、周囲にある程度の雑草を残しています。そこにはバッタやコオロギ、それを食べるカマキリなどが生息しています。

そして、それらの虫を捕まえるハンターが こども園にはたくさんいます。

熟練のハンターには虫取り編みや虫かご必要ありません。右手で虫を捕らえて、握った左手の中に詰め込んでいます。

 

屋上園庭にもカマキリがやってきます(…逃げてここにやってきたのでしょうか)。

乳児クラスの子どもたちが興味津々で見ています。

捕まえてみようと恐るおそる手を伸ばしますが、カマキリが動くと慌てて手を引っ込めます。

 

3歳児、4歳児くらいになると、上手にカマキリを捕まえています。

都会ではカマキリを捕まえてことがない大人が少なくないと聞きますが、このことにおいては子どもたちの方がすごいということになりますね。

 

さて、今日はそんなカマキリの産卵に立ち会うことができました。

カマキリの立ち合い出産です。

この卵鞘から100匹、200匹の幼体が生まれ、そのうち大人になれるのはわずか数匹(良くて4%だそうです)。そう思うと、捕まえたカマキリ一匹一匹を大切にしたくなります。

 

今年はこの卵鞘以外にも、たくさんのカマキリの卵鞘が園庭に残されました。来年度の春は、卵鞘から幼体がぞろぞろと出てくる神秘的なシーンを見ることができそうです。

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