お知らせ

今日は朝から 園庭でハハコグサ(母子草)の若葉摘み。

私が若葉を摘み始めると、子どもたちがやって来て…、

「園長先生なにしてるの?」

「お団子の材料を集めてるねん」

「ええーっ、草?」

「そやで。草団子ってあるでしょ。緑色のやつ」

「あぁ~、食べたことあるわ」

そして、「私も、葉っぱ集めるわ」と、10人くらいの子どもが 一緒に若葉を集めてくれました。

春の七草の一つである「ゴギョウ」は ハハコグサのことです。お粥に入れたり、お餅に練りこんだりする他、薬草として 利用したりもするそうです。

 

集めたハハコグサの若葉。かるく茹でてあく抜きしたあと、すり鉢ですり潰します。

 

白玉粉に すり潰したハハコグサと水を加え、練って団子にします。

ハハコグサの量が たくさんではなかったので、普通の白い団子も作りました。

 

子どもたちが団子を作ってくれている間に、私は釜でお湯を沸かします。

たくさんのお湯で一気に茹でるのです。

茹でたあがった2色の団子。ハハコグサの団子はそら豆のように淡い緑色になりました。

 

昼食時に一人一つずつ(幼児クラスのみ)、きな粉をかけた団子をいただきました。

きな粉は昨日 にじクラスで、炒った大豆を挽いて作ったきな粉です。実は、その香り高い きな粉を味わうのが、今回の目的の一つでした。なので、きな粉がかかりやすいように 団子は平べったく作ってあります。

もちもちとした団子と、きな粉の良い香り。ハハコグサの香りがほんのりする草団子は、挽きたてきな粉との相性も良く、「めっちゃ、おいしい」と好評でした。

 

*     *     *

 

さて昼食のあと、5歳児の子どもたちは 炭火でチーズを炙って食べました。

昼食で出たプロセスチーズの余りが、ちょうど子どもの分あったので、「炙ってみよう!」と…。

少し色がつくくらいに炙ると、チーズが柔らくなって「この食べ方、いいやん!」と、子どもたちは喜んでいました。ちょっと焦がすと、それもまた おいしい!

また燻製なんかもしてみたいなぁ。

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