お知らせ

5歳児の子どもたちが、みんなで特別な体験をする「年長の会」(※11月18日)。

今日は最後のレポートです。

子どもたちが月を観察している間に、園庭はキャンドルでライトアップされ幻想的な雰囲気になっています。

一人ひとりの妖精の扉には、妖精への手紙とお菓子が添えられています。

「ようせいさん わたしが つくった おうちに きてください」

手紙にはそんなメッセージが書かれています。

 

うどんを食べ終わった子どもたちは、ライトアップされた園庭に下りるのですが、

そこで「夜の こども園を探検しながら行こうか?」と保育者からの提案。

「したい!」「探検しよう!」と喜ぶ子どもたち…でしたが、物音がするたびに「キャーッ」「ぎゃあぁぁ」と悲鳴と泣き声。

勇気を出して各クラスの保育室を巡り、最後に入ったそらクラスの部屋。

そこには、妖精からの子どもたちへのプレゼントがありました。

すてきな枠の付いた透明のフィルム、そしてメッセージ。

《これを のぞいて ろうそくの ひを みてごらん》

 

テラスに出た子どもは、フィルムを通して園庭を見ました。

すると…、「えーーーーーーーーーーーっ、花になった!」「僕のは雪の形や!」

何とキャンドルの灯が「花」や「雪の結晶」「星」「ハート」などの形に見えるのです。

※下の写真は別の日に、街灯と信号機をフィルムを通して撮影したものです。

 

 

「妖精さん、ありがとーーーーーーーーう」とさけぶ男の子。

それにつられて「ありがとう」と、みんなが妖精にお礼を言っていました。

しばらくの間、園庭のライトアップを楽しんでいるうちに、お迎えの時間になりました。

お家の方と一緒に園庭の幻想的な雰囲気を味わって、今年度の年長の会は終わりました。

妖精の扉とランプシェードは、妖精が引っ越してきやすいように、翌朝までそのまま園庭に置いておきます。

 

*    *    *

 

さて翌朝、早くに登園した子どもが妖精の扉が園庭になく、園舎のあちらこちらに移動していることに気づきました。

これは、一体どういうことなのでしょう?

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