お知らせ

荒馬踊りを運動会で演じる5歳児たち。

登園すると、すぐに「馬」を持って

踊りの自主練習をする子どももいます。

踊りの練習をした後は、馬にエサを与える子どももいます。

毛糸で編んだ「人参」と青いスズランテープを裂いた「水」です。

そうやって馬を休憩させたあと、自主練習を再開させています

 

子どもたちは馬に名前をつけました。

馬の名前は、飼い主である子どもの名前から一文字とっています。

馬に名前をつける前に、子どもたちは自分の名前に

どんな願いが込められているかを、お家の人に聞きました。

そして、願いを込めた名前を馬につけました。

 

保育者が、子どもたちに

「この馬は園長先生が一生懸命に作ったから魂が入っているのよ。

そして、みんなが名前をつけてくれたから、またそこに魂が込められたの」

と話してくれました。すると、男の子が

「そんじゃあ、去年の青チームさんの魂も入っているんちゃう」

と言い、また別の子が

「僕らの魂も残っていくんかなぁ」

とつぶやいたそうです。

 

木製の馬は軽いものではありません。

身に付けて踊り続けるのはたいへんだと思うのですが、

子どもたちはうれしそうに、誇らしそうに練習をしています。

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