お知らせ

昨年度、園庭の畑を掘っていた時に出会った『カナちゃん』(ニホントカゲだと思われます。)

昨年度の年長さんが大切に飼育して、今年度は年中のひかりクラスが大切に飼育しています。

大好きなカナちゃんですが、なかなかエサを食べないのです。近隣の散歩先では虫取り網を使ってカナちゃんのエサ探しです。蜘蛛を見つけるとカナちゃんの飼育ケースに入れますが、カナちゃんは食べません。子どもと保育者が一緒になって調べて、蜘蛛は食べるはずなのに、大きさも食べられるくらい小さいのに。

「おなかすいてるんちゃう?」「今はいらんのかな…?」「でも、ずっと食べてないで…」子どもたちは心配でたまりません。

子どもたちと相談して、市販のエサも用意してみました。

さて、カナちゃんは食べてくれるのでしょうか!?

 

今目の前にある命に、子どもたちは一所懸命向き合っています。自分と重ねて、お腹空いているはずと思いをはせたり、食べるものが違うことに気が付いたり、保育者は子どもたちと一緒になって考えて、世話をして、カナちゃんを大切に扱います。いきものの命を大事にしようねと言うことは簡単だけれど、子どもたちの中にしっかり伝わるには、どうしたらいいのか、担任も私たちもし悩み、試行錯誤です。

これから長い人生を生きていくときに、少しずつでも、命を大事にすることをわかっていってほしいと願いをもち、今目の前にいる子どもたちとの日々を大切に過ごしていきたいと思います。

 

園長  芦谷敬子

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