保育・教育・研修
2020/12/01
今日は運動遊びの日。
5歳児たちがボール遊びや縄跳び、鉄棒を楽しくとりくんでいるのを見ながら、
園長は園庭の隅っこで料理をしています。
園庭の菜園でコロコロかわいい里芋が収穫できたので、
おいしいものを作ってお昼ごはんに添えましょう。
あぁ、この里芋たち、夏には葉っぱに水を降らせてたくさん遊んだなぁ…。
葉っぱの上をすべる水玉がきれいで、子どもたちは何度も水を滴らせていました。
片栗粉をまぶした里芋を揚げていると、運動遊びを終えた5歳児たちが寄ってきました。
「うわぁ、いいにおいがする」
「食べたいな~」
味をつける前の揚げ里芋をひと切れずつ味見。
「うん、おいしい!」
煮汁(たれ)は玉ねぎとひき肉を炒めたところに、白だしを加えて作りました。
「玉ねぎを炒めるとすごく甘みが出るねん。そこにひき肉の旨みと脂が加わったら…」
「めっちゃ、おいしいやん!」
「正解!焦げへんように炒めてくれる?」
「うん!」
料理を手伝う子どももいれば、逆上がりの練習に余念のない子どももいます。
「園長先生、お料理してくれてありがとう」と言って、花で指輪を作ってプレゼントしてくれる子どもも。うれしい😊
煮汁の中に、片栗粉をまぶして揚げた里芋を入れて煮ます。とろみがついたら できあがり。
彩りに、菜園からネギを少し採ってきて、細かく刻んで散らします。
ちょうど5歳児たちのお昼ごはんの時間になりました。
「うん、おいしい。このタレ(煮汁)がめっちゃいいわ!」と、自分たちが調理を手伝った部分を絶賛している子どもたちでした。
私は「あっ、生姜入れるの忘れた…」とひそかに反省していたのですけれどね。