保育・教育・研修
2021/01/28
大きな白菜が採れたので、青空クッキングをすることにしました。
白菜の旨煮を作ります。
園庭に机を出して白菜を刻みます。
調理に参加したい子どもが、手を洗って集まって来て、白菜を切ってくれました。
今日は4歳児の子どもが多かったかな。
初めて包丁を握るという3歳児さんは、保育者に手を添えてもらって切っていました。
玉ねぎは みじん切り。子どもなりにしてみるのも いいのですが、大人が頑張る姿を見るのも よいかなと思って、Mさんに任せました。
「Mさん、がんばれ」、「Mさんなら、できるよ」と子どもたちから声援を受けて、きれいにみじん切りにしてくれました。
園で干していた椎茸も使います。
椎茸のいい匂いをクンクン、生姜のツンとした匂いもクンクン。
大きな釜でたくさん作ります。
玉ねぎ、鶏ひき肉を炒めて、だしを入れて煮立たせます。
灰汁をすくってから、白菜、干しシイタケ、生姜などを入れて煮ます。
灰汁を取るところなどを、料理に興味のある子どもは じっと見ています。そういう細かいところが、ごっこ遊びに反映されます。
水溶き片栗粉で少しとろみをつけた白菜の旨煮。
お昼ごはんの時に 幼児クラスのみんなで食べました(乳児のお昼ごはんの時間には 間に合いませんでした)。
鶏ひき肉と 干しシイタケと 鰹出汁の旨みがしみ込んだトロトロの白菜。生姜が味を引きしめ、そして体を温めてくれます。
おかわりは、いつもはしない食べ方で「ウマい!」を楽しみました。
ご飯の上に白菜の旨煮をかけて、口にかき込みます。今日は特別♡
ダイエット中の人は避けた方がいい、病みつきになるおいしさです。
夕方、5歳児のSちゃんが、「あ~、時間が戻ったら、また白菜の旨煮が食べられるのにな――。時間が戻ってほしいわ」と言っていました。