保育・教育・研修
2021/01/13
ゴリ ゴリ ゴリ ゴリ…
石臼が回ると、上石と下石の間から 細かく挽かれた大豆の粉が出てきます。それと同時に、保育室に広がる香ばしい におい。昨日、にじクラスは きな粉のにおいが充満していました。
そして今日は、昨日 挽いたきな粉を 焼き餅にまぶして食べました。
先週お餅つきをして、のし餅にしておいたものを、お餅切り専用の包丁で切ります。
いかついビジュアルの餅切り包丁に ビクビクする保育者Mさんと、「Mさんがんばって!」「Mさんなら、きっと できるよ!」と 応援する子どもたち。
子どもたちが見守る中、Mさんが上手に切ってくれたお餅は、炭火で焼いて食べることに。
まずは、炭にしっかり 火をつけなければなりません。七輪の中でチカチカくすぶっている炭を、5歳児がうちわで必死に扇ぐと、ボワッと火が起こりました。
炭火が落ち着いたら、網を乗せ、お餅を並べていきます。
七輪を囲み、網の上のお餅をじぃ~っと見つめる子どもたち。少し膨らむだけで「うわぁー、動いた」と喜んでいます。
大きく膨らむお餅に「お餅の中から 赤ちゃんが出てくるみたい」と言う子どももいました。
最後に両面をしっかり炙って 熱々になったお餅は、バットに乗せられ旅立ちます。
行き先は「きな粉砂漠」か「砂糖醤油の海」です。
たっぷりときな粉、あるいは醤油をつけたお餅を、冷めて硬くならないうちに いただきます。
お餅を口に入れたあと、にこにこして顔を見合わせるKくんとMくん。
どのくらい お餅が伸びるか 引っ張ってみるNちゃん。
ポカポカ日の当たるテラスで、青空を見ながら食べる 挽きたてきな粉のお餅。なかなか贅沢なことをしているなぁと思いました。
あぁ~、おいしかった。