保育・教育・研修
2020/12/24
アドベントカレンダーの 最後の扉が開きました。中には聖母マリアと 幼子イエスの絵が描かれています。
今日はクリスマスイブの日。世界中のキリスト教会では イエスの誕生を祝うミサが行われますが、蔵持こども園は宗教的な色合いのない 楽しいパーティーを催しました。
きれいに飾ったパーティー会場で、子どもたちは あの人を待っています。
耳をすませば、馬のいななきと鈴の音が聞こえてきます…。
サンタクロースのコスプレをした職員のMさんが、トナカイのコスプレをした荒馬に乗って登場!
サンタクロースらしからぬ、まるでピエロのような演技で会場を盛り上げるMさん。子どもたちもMさんの「芸風」を知っているので、笑うところもツッコむところも熟知しています。
蔵持こども園のクリスマスに、サンタクロースは来てもらいません。本物のサンタクロースは 現れないからこそ信じることができ、夢があると思うからです。
蔵持こども園が誇るエンターテイナーのMさんは、話芸もさることながら 踊りもスペシャリスト。ミラーボールからの光を浴びながら、子どもたちとダンスをしてくれました。ステージのMさんと会場の子どもたちが、見事に一つになっていました。
そして最後に、保護者会さんからのクリスマスプレゼントが 子どもたちに渡されました。
このパーティーの始まりに、「クリスマスをやさしい気持ちで迎えよう」と子どもたちに話しました。
いつの世も 貧困や差別、争いは絶えませんが、それらをなくしたいと願うのをやめてしまったら、世の中はもっと悪くなるのではないでしょうか。まずは、周りの人にやさしくすることから始めて、世の中を 少しでも明るくしたいと思います。そのような願いから毎朝、玄関で『Happy Xmas (War Is Over)』(John Lennon)を流しています。