保育・教育・研修
2020/09/14
蔵持こども園の5歳児は、みんな一頭ずつ馬を飼っています。
…と言っても、写真のとおり木の馬です。
「園長先生、馬を作ってください」と5歳児たちにお願いされ、
コツコツと作ってきた馬、馬、馬、馬、馬…、全部で25頭。
今月初め、やっと子どもたちと担当の保育者に渡すことができました。
子どもたちは馬に名前をつけました。
馬の名前は、飼い主である子どもの名前から一文字とっています。
馬に名前をつける前に、子どもたちは自分の名前に
どんな願いが込められているかを、お家の人に聞きました。
そして、願いを込めた名前を馬につけました。
馬が纏っている布は、春から草木染めをして染めてきたものです。
手綱は、子どもたちが三つ編みをしたものです。
馬ができあがる前から、毛糸を編んで「餌」を用意している子どももいました。
それくらい、自分の馬を持つのが楽しみでした。
5歳児たちは運動会で、青森県に伝わる伝統芸能「荒馬踊り」を演じます。
友だちと、そして馬とも心を一つにして、かっこよく踊れますように。
* * *
馬つながりで、竹馬や三角馬にチャレンジし始めた子どももいます。
うまく乗りこなせるように、がんばれ!