地域とのつながり
2020/11/21
5歳児たちが、みんなで特別な体験をする「年長の会」(※11月18日)。
上野森林公園から帰ってきた5歳児たちは、おやつ休憩をしたあと、妖精の扉とランプシェードを園庭に並べました。
暗くなったらキャンドルでライトアップして、妖精を呼びます。
続いて、晩御飯のうどん作りに挑戦しました。
さらさらの小麦粉が どうやってうどんになっていくのでしょう。
小麦粉と塩水を まぜまぜ・こねこねして、まとまったうどんの生地を袋に入れたら ふみふみします。
生地を すやすや休ませてから、綿棒で ぐんぐんのばします。
包丁でストンストンと切ったら、ほぐしてほぐして、あとはグツグツ茹でるだけ。
このあとは天体望遠鏡で月を観察しますが、その前に少し上野森林公園の散策をふりかえりました。
「木の穴の中に、妖精がいたかもしれないね」
「妖精の足跡みたいのがあったよ」
「切り株のところに、妖精みたいのが見えた」
など、みんなで報告し合いました。
さて、今年度の年長の会では天体観測も企画しました。
地域にお住いのTさんが大きな天体望遠鏡を持ってきてくださり、屋上園庭から月を見せてもらいました。
クレーターに「うわっ、でこぼこだらけや!」と驚く子どもたちでした。
土星やすばる(プレアデス星団)も見せていただく予定でしたが、残念ながら 雲がうっすら広がって星の光を遮ってしまいました。
でも幸運なこともありました。野口聡一さんが搭乗している国際宇宙ステーションが、ちょうど日本上空を通過する時間に重なり、強い光を放ちながら空を移動するのが見られたのです。教えてくださったTさんに感謝です。
そのころ園庭では、大きな釜が二つ「ぐつぐつ、ぐつぐつ」と言っていました。
一つは野菜たっぷりのうどんの掛け汁、もう一つはうどんを茹でるためのお湯です。
あたたかいうどんが2階のテラスに運ばれてきて、キャンドルでライトアップされた園庭を見ながら夕食にしました。
子どもたちが切ったうどんは、細い・太い・長い・短い…様々で、いろいろな食感が楽しめましたよ。