保育・教育・研修
2020/11/02
こどもは生き物がだいすき。
身近な生き物は、こどもたちに命の大切さや不思議さ、面白さを教えてくれる自然界の先生です。
図鑑や本で調べたり、飼育環境を一緒に考えたり…ということは年齢によっては難しいこともあるかもしれませんが、
私たち大人は常に生き物の命を大切に考え、心を込めて関わる姿をこどもたちに見せる、という事を大切にしていきたいな、と思います。
さて今回は2歳児クラスの生き物の紹介をしたいと思います。
生き物紹介、その1。
「かたつむり」
職員のお家からもらわれてきました。
ケースの中に5匹、住んでいます。
食欲旺盛な彼ら、丸ごときゅうりを何日かで見事にくり抜き、芸術作品に仕上げます。
食料確保のため、まだまだ引退できずに頑張ってくれている、きゅうりの苗…。
生き物紹介、その2。
「アゲハチョウのさなぎ」
ある日、2歳児の部屋の前に突然倒れて?いたアゲハの幼虫。
ほんのわずか動くだけでじっとしていました。
そ~っとケースの中に…。
2日後には立派なさなぎになりました。
枝にしっかりと体を固定しています。
緑のさなぎがすぐに茶色へ変化しました。
子どもたちはさなぎに向かって何故か自分の名前を呼びかけているそう。
「どんな色の蝶になるのかな?」と聞いてみると、
「ピンクがいい!」と答える子。
「ん~、いろんな色!」と答える子。
秋にさなぎになったアゲハは越冬する個体がほとんどだとか…。
子どもたちがひとつお兄さん、お姉さんになる時に羽化するかもしれません。
子どもたちと成長を見守っていきたいです。