お知らせ

10月18日運動会が終わりました。
本番では、子どもたちは精一杯頑張りました!!!大人が尊敬せねばならない姿がたくさんありました。

さて、運動会が終われば、それで終わりではありません。その後です。
その後の姿に面白みがあり、育ちが見えます。
今回は2つご紹介します!!

1、年長さんのパラバルーンをやりたいぜー憧れるって大切なことー

 運動会の練習を見ている時から、2歳児はやりたいとパラバルーンを手作りしていました。しかも画用紙で。破れるたびに、テープで補修です。
 実際のお披露目もして拍手ももらいました!入場曲のパフォーマンスまで盛り込みます!!

 

そして、本物のパラバルーンはやりたい子だけ(ほぼ全員参加)で行います!!
年長がかっこよく見えるのです。特別な扱いを受ける年長だからこそ、憧れ、そして自ら育とうとします。みんな同じではなく、適切な違いがあるから、憧れます。
子どもは年齢の垣根などありません。それを飛び越えて憧れます。同学年でもかっこいいと思うものです。適切な競い合いがあるからこそ、認め合いになります。競い合いが、嫉妬になってしまうのは、まわりの大人が違うもの、分からないものに嫉妬するからかもしれませんね。いや、もしかすると、嫉妬から憧れになるためには、一緒に生活する集団が必要なのかもしれません。
運動会の時期は、そういう姿があり、憧れられる子は考えられる子です。

2、子どもから子どもへ
 この写真が何だと思いますか??
 これは黄色の帽子の男の子に年長の男の子が石垣からのジャンプの仕方を教えているところです。
 その教え方が見事としか言いようがないのです。感動しました。
 そして、黄色帽子の男の子は、運動会の障害物競争でジャンプが怖くて、自分なりの超え方を頑張った子です。その子が、運動会が終わった後に、園庭の石垣ジャンプを頑張っているところを年長の子が教えてくれているのです。
 すごいなと思います。大人の励ましよりも何倍も効くのです。子どもから子どもへ、どれだけの大きな意味があるでしょうか。
 さて、この子は高いところから飛べたでしょうか。葛藤をのりこえたでしょうか???

もちろん跳ぶことができました。
みんなでみんなを保育する。これが教育だと思わせてくれる姿でした。

社会福祉法人 任天会
おおとりの森こども園 園長 松本崇史

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