お知らせ

お別れ会がありました。
なんとも美しい会です。5歳児から4歳児へ。4歳児から5歳児へ。自分たちの生活に意味のあるものの贈り合いです。
次の年長に、次は小学生に。
子どもたちの不安な気持ちに期待が混ざり合います。そうやって、人は成長していきます。
僕らができるのは、励ましていくことです。決して慰めることではありません。
「がんばろう」そういう言葉も必要なのです。

年長さんが一年間してくれた当番活動も引継ぎしてくれています。
こうやって、自分たちの園の生活を自分たちで引継ぎ、自分たちで自治の手を創っていきます。
それを保育者はコーディネートしていくのです。めんどくさくても、やらなきゃいけないことを子どもたちはやろうとします。
そうやって、社会の在り方や生活の創り手としての自分に有能感を持っていきます。
ここで、大人がすべきことは、「しんどいな」ではなく、「ありがとう」という言葉なんだなと思います。

おおとりの森こども園
園長 松本崇史

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