お知らせ

大根を収穫し、それを切り、干して、乾燥させます。
ただ、それだけですが、こどもたちは、干しているなかで、シワシワになっていく大根に気づいていきます。
ここで「どうしてこんなことするの?」という疑問が産まれます。そこには好奇心があります。
そして、普段食べているものの存在を知ります。切干し大根です。
その会話のなかで「乾く」ことを知ります。大根の中の水分が蒸発していくわけです。
干すとは水分が水蒸気になり、その中からなくなることです。
そうやって、世の中の生活の中には、普段から科学がつまっています。小学校の理科で習うことですね。
そういったことを教科書だけでなく、実体験を伴っていることが、学びの大きな土台となります。
「いただきます」の気持ちが本だけで学べないと同じです。
乳幼児教育とは、こういった生活の中にこそ、大きな学びがあるのです。

おおとりの森こども園
園長 松本崇史

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