お知らせ

年長の男児が夢中になっています。
築山を掘りまくる子どもたち。化石掘りに夢中です。
出てくる石ころたち。本物の化石と思いながら遊んでいます。

図鑑を見ながら調べています。
そして並べ始めます。
その美しいこと。ただの石ころも子どもの心の財産となります。

乳幼児期の教育とは、字が早く書けることでもありません。泳げることでもありません。早く走れることでもありません。跳び箱ができることでもありません。
それらを早くから言われた子が、後でパンクしてしまうことを私たちはよく知っているはずです。そして、嫌なになるスピードも速いでしょう。ゆっくり、ゆっくり、生活と遊びの中に、学びの要素があることを知っていけば良いのです。
子どもたちの学びは、遊びと生活の中にあり、だからこそ、生きようとする意思が生まれるのです。
付け焼刃の知識に意味がないことは、大人の私たちが一番経験してきたことです。
それを子どもたちを見ていると強く感じます。
教育=遊び=生活である。それが子どもたちが真に過ごしたい教育ではないでしょうか。

おおとりの森こども園
園長 松本崇史

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