お知らせ

七夕は節句の一つです。
何のために保育の行事に入れられているのでしょうか?
日本だから?
季節が大事だから?
文化だから?
子どもが喜ぶから?
どれもが正解です!!
でも、さらに深堀りすると、保育とは人の土台を育てるものです。

日本では行事は当たり前です。みんなが行います。
だから安心感があります。当たり前だと思うからです。
その安心感の中で、行事の役割を持ちます。
役割を持ち参加します。参加すると貢献感が育ちます。貢献感が育つと社会に出ることに壁がなくなります。

季節の節句は時間感覚を育てます。
時間感覚が育つと自分の生きている実感がわきます。
自分の生きている実感がわくと、命を大事にします。

文化的行事には、必ず物語があります。
物語は想像力を育てます。
想像力が育つと、美しい言葉、美しい絵、美しい物語への感性が豊かになります。

そうやって、行事への参加を通して、子どもたちは育っていきます。
毎年繰り返すからこそ、安心感のある行事になります。
そうやって、幼い子どもたちは育っていくのです。

社会福祉法人 任天会
おおとりの森こども園
園長 松本崇史

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