保育・教育・研修
2021/03/19
卒園が近くなり5歳児さんの部屋からは卒園式の歌が毎日聞こえてきます。
課業で関わる職員も小学校を意識した作品を作ったり一緒に思い出作りが出来る遊びをしたりと工夫を凝らしてくれています。
先日の5歳児課業で花壇で育てていた大根の葉っぱを調理しました。
包丁の扱いにも慣れてスムーズに調理をしていく子どもたち。
ちょっとした隙に生の葉をつまみ食いした子は「あとから辛くなってきた!」と実況してくれました。
園長も一枚いただきましたが最後にピリッとくる辛さが大根ならではの味がしました。
切った葉っぱを炒めます。ごま油と塩で味を付けると廊下までごま油のいい香りが・・・・。
別の部屋で仕事をしていた職員や体育の先生が釣れました(笑)
いい匂いと炒める音。
子どもたちは一気に「食べたい・・・・」「絶対おかわりしよう!」と会話が盛り上がりました。
待ちに待った試食タイム。
茎がシャキシャキして葉っぱの辛さが熱によってまろやかに。
子どもたちは「おいしい!」といいながらあっという間に完食。
おかわりの列が出来るほどでした。
1回分でなくなってしまったので残念がっていましたが、卒園前においしい思い出ができたのではないでしょうか。
普段苦手なものが多い子も、この表情。
育てて食べる。シンプルだけど暮らしの中にはなくてはならないものだなと感じました。
ごちそうさまでした!
富士見の森こども園
園長 吉田 千草