お知らせ

園庭の梅の木と姫りんごの木に、尺取虫がいました。

伸びたり縮んだりしながら動く姿に、子どもたちも興味深々でした。

さくらクラス(1歳児)でウメエダシャクを2匹飼育することになりました。

何の虫かを調べてみると・・ウメエダシャク(梅枝尺)という尺取虫の仲間でした。

お部屋で観察したり、手にのせる子もいました。

しばらくすると、ウメエダシャクがサナギになりました。

そして先日、飼育ケースの中でパタパタ動くものを発見!!もしや・・!!

1匹のサナギから羽化して、成虫(蛾の仲間)になりました。

成虫したウメエダシャクを腕にのせたり、子どもたちの方に飛んでいったりして、

びっくりする子もいれば、動じない子もいました。

「あっ!○○ちゃんに止まった!」と言うと、どこに止まったのか自分では探しにくくて、

きょろきょろしてる子どもたちの様子がとても微笑ましく感じました。

飛び立てるように窓際に離しておくと、いつの間にかいなくなっていました。

ウメエダシャクがいなくなったのを見た子どもが、「おうち!」と呟いていました。

きっとウメエダシャクがお家に帰ったのかな?と話してくれているようでした。

指先に止まっているウメエダシャクを触ろうと指を伸ばす子、

お部屋のれもんちゃん(お人形)にも見せてあげようとする子、

どちらも素敵な瞬間でした。

いきなりですが、ウメエダシャク探し!!

子どもたちに飛んでいったウメエダシャク、どこにいるか分かるでしょうか?

下の写真全てにウメエダシャクがいます。探してみてください。(笑)

 

無事に全て見つけられましたでしょうか。探すのが難しい写真もあったのでは?

生き物との出会いは、子どもたちに「感じる」心を育んでくれるように思います。

自然の環境から、ウメエダシャクを通して・・

子どもたちの豊かな学びになってることを確信した時間でした。

 

社会福祉法人任天会

ひえいの森こども園 園長 本田伸一

職員の手作り「ウメエダシャク図鑑」です。

子どもたちと一緒に楽しみたい!そんな想いを感じ、嬉しく思います。

ありがとうございます。

TOP