保育・教育・研修
2022/11/18
運動会が終わり、しばらく経ったある日のことです。
そらクラス(5歳児)でダンス練習会が始まりました。
ひかり(3歳児)にじ(4歳児)クラスのダンスを自分たちも踊ってみたいとのことでした。
ひかりクラスやにじクラスのともだちを招待し、ダンスを教えてもらうことになりました。
招待された子どもたちは張り切ってダンスを披露し、教え合いが始まりました。
そらクラスの、年下の子どもたちの演技をリスペクトし、教えを請い、学ぼうとする姿勢が素晴らしいと思いました。
今度は、ひかり、にじクラスの子どもたちが「そらのダンスも踊りたい」と言い出しました。
そらクラスのダンスは、ダンスとパラバルーンが組み合わされた演技となっており、ひかり、にじクラスの子どもたちからは憧れのものでした。
実際にパラバルーンはないので、持ってるふり、パタパタしているふり・・・
しかし、子どもたちの中には、本当にパラバルーンがあるように見えました。
「1,2,3,4,メリーゴーランド!」の掛け声で、右手がさっと上がります。
ひかり、にじクラスのこどもたちも輪の中に入れてもらい、さながらに演技しています。
最後の組体操の上に乗らせてもらった4歳児の満面の笑み!
そらクラスのこどもたちの頑張りが遊びの中で伝承されていく瞬間でした。
このつながりを大切にしていきたいです。
社会福祉法人 任天会
日野ひかりの森こども園
園長 蓑輪登紀子