お知らせ

今年も園内のミカンの木にアゲハチョウが卵を産みに来てくれました。

虫だいすき5歳児の2人が幼虫探しをして、16匹も幼虫を見つけました。

空き箱に幼虫を入れ、クラスのみんなの下に急ぎます。

「びっくりさせたいから」と空き箱のふたを閉めてクラスに向かいました。

すでに緑色の幼虫になっているもの、まだ小さく黒い色のもの、いろいろなあおむしがいました。

16匹をひとつの飼育箱に入れるのは狭いという話から、分けることにしました。

「どのあおむしをいれようか・・」分ける基準を考えているようでした。

見ていると、緑色の幼虫をひとつの飼育箱に、もう一つの飼育箱に黒色の幼虫と分けていました。

「緑色はもうすぐさなぎになるから」という基準だったようです。

あおむしの生態をよくわかっているからこその判断だったと思いました。

これからちょうちょになるまで、毎日のお世話が楽しみです。

3歳児クラスからは「すこしわけてください」と言われました。

迷わず「いいよ」と分けてあげていました。

このように園の文化は受け継がれていくのだと、頼もしく思いました。

 

社会福祉法人  任天会

日野ひかりの森こども園

園長  蓑輪登紀子

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