保育・教育・研修
2022/05/12
個々にこだわって作ったこいのぼり。
こいのぼりを付けてある支柱は、公園に行き、「自分が取り付けたい枝」を探してきました。
「どの枝がいいかなぁ~」「こっちにもあるよ」「これはどう?」
お気に入りの枝(落ちているもの)が見つかるまで、探し回っていた子どもたち。選ぶ枝にもそれぞれの思いが詰まっていました。
公園から1本ずつ枝を持ち帰り、さっそく作っていたこいのぼりを取り付けました。
出来上がったら、「どこに飾りたいか?」という話し合いになりました。
個々に自分が飾りたい場所にこいのぼりを飾りました。
K君は直系5cmもある枝にこいのぼりを付け、飾る場所を玄関近くの絵本コーナーの柱と決めました。
場所に対する思いは揺るがなかったみたいなので、担任とどのようにしたら安全に飾れるかを試行錯誤し、K君もガムテープを貼って手伝い、完成しました。
その他にも、「自分のクラスの前」「階段の小窓」子どもそれぞれが考えて飾りつけ、こいのぼり作品展が完成しました。
今回、初めて自分が頑張ったところを自分の言葉で表現してみました。
保護者も子どもの思いに寄り添い、丁寧にコメントをしてくださいました。
担任からそのコメントを読んでもらい、自分の作品の頑張ったところを理解してもらえた嬉しさを味わえたようでした。
「こいのぼり制作」ひとつですが、子どもたちの心に達成感を残し、親子のきずなも深められた作品展となりました。
社会福祉法人 任天会
日野ひかりの森こども園
園長 蓑輪登紀子