保育・教育・研修
2023/02/28
昨年末に行ったもちつきの時に、もち米が少し余っていました。
このもち米の使い道を考えていたときに、法人内の園長先生より「ひな祭りの時にかきもち作りをする」とお聞きしました。
ひなあられの由来は、「子どもの健康と幸せを願って行うひな祭りを戸外(雛の国見せ)で行う時に、ひしもちを砕き、あられにして持っていったもの」という一説があるそうです。
もちつき機はあるので、さっそく挑戦することにしました。
もちつき機での餅作りが初めての子どもたちは、もちつき機の中で動き、餅になっていくことに興味津々。出来上がるまでずっと見ていました。
出来上がり、カットしやすい形に成型したのですが、餅の匂いが子どもたちの食欲をかきたて・・・
やはり、食べずにはいられませんでした。
1日置き、翌日。
少し硬くなった餅を包丁でカットしていきます。
切り干し大根作りで包丁さばきも板についてきた子どもたちですが、今回は固いので、切るのに苦戦していました。
それでも6個すべてカットしてくれました。
切り干し大根は、細く細く縮んでいったのですが、餅はほとんど縮まない。
同じ「干す」という作業ですが、干すものによりちがいが出る。
この違いも子どもたちには不思議な現象です。
次は、揚げる工程です。
カチカチのお餅がカリカリに変わる。
子どもたちの反応が楽しみです。
社会福祉法人 任天会
日野ひかりの森こども園
園長 蓑輪登紀子