お知らせ

日野の森こども園では、年長のこの時期に年長の会という行事を行います。

みんなで自作の提灯をもって夜の散歩に出かけ、神社で担任が、お父さん、お母さんからの手紙(サプライズ)を読みます。
担任は、親御さんの気持ちを想い、読みながら涙をこらえ、手紙の内容を伝えようとしてくれます。
子どもたちも自分の手紙だけでなく、友だちの分も真剣に聞き入り、涙する子もいます。
私たち保育者は、この子どもたちが大きくなるまで見届けることはできませんが、大きく羽ばたいて自分の道を見つけて歩んでいってくれることを願っています。

【日野神社で行わせていただく意味】
「参道」と「産道」の言葉の重なりがあるように、母から生まれてきた子どもたちが、今度は神社の参道を走り抜けることで、小学校へ、その先へ大きく成長する出発点になるという願いが込められています。
【ご両親からの手紙】
 「生まれてきてくれてありがとう」という思いを言葉にして伝えていただきます。これは、この先、大きくなるにつれて親の手を離れていくのですが、目に見える手は離れても、いつまでも父母はあなたを愛して支えているよということを子どもたちに目に見える形でわかってほしいと思っています。また、その支えがあるからこそ、「自分を大切にして生きていく」=「自分の身体と心を守れる人になる」ことを実現していってほしいと願いを込めています。

社会福祉法人 任天会
日野の森こども園
園長 蓑輪登紀子

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