お知らせ

夏の突き抜けるような青空が最近は見られず、ここ数日は雨模様ばかり…
外遊びができなくても、子どもたちが様々な体験ができるように、職員はアイデアを考え、準備をしています。

今日、3歳児さんのお部屋に行ってみると、寒天と氷を使った遊びをしていました。
寒天は凍らしていたものが少しずつ溶けていく時に、触っている硬さや弾力が変わっていきます。指でツンツンと触ったり、手のひら全体をつかってグニャっと握ってみたり、スプーンでかき混ぜてみたりと、その子によって遊び方が違います。
また、氷の上に塩を振ってその上からスポイトで絵の具を落とすと、氷の周りに鮮やかな色の膜が瞬間的にできるのです。その様子が面白く、黙々と何度も試している子もいました。

4歳児さんは凍ったアイスキャンディー(先週から型に水と園で摘んだ花を入れて凍らせていたもの)を使って遊んでいました。
花が氷の中にあることが不思議なようで…じーっと見てみたり、指で触ろうとしたりと反応は様々です。
誰かがおろし器を持ってきて、アイスキャンディーをガリガリ削り始めました。その音と削る感覚が面白かったのか、何度も削ってはボウルの中を確かめる子どもたち。削られた氷がとけはじめると、紫の水に変わっています。氷は透明なのに…なんでやろう?

今日も、子どもたちの「不思議なことを面白がる感性」が様々な遊びの中で刺激されていることが伝わってきました。

桃の木の森こども園 園長 稲垣 美紀

 

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