お知らせ

春に園庭で収穫した玉ねぎ。炒めたりカレーを作ったりとおいしく頂きました。
その玉ねぎの皮が大量に…捨てるのはもったいない。そんなある日「玉ねぎの皮で、染め物ができる」という情報をゲット!
それから玉ねぎの皮を集める日々…。収穫した玉ねぎだけでは足りずに、調理室からも分けてもらいました。集めた皮を乾かしておき、今日5歳児さんが挑戦しました♪

まずは白布の好きな場所を輪ゴムで括り、絞ります。
髪の長い女の子はさすが、慣れた手つきで輪ゴムをくるくる結びます。
「どうやってやるん?」と初めてやってみる子もいます。なかなかうまくいきませんが、上手な子のやり方をみながら、頑張って結びます。

その間に玉ねぎの皮を網にいれ、お湯でぐつぐつ煮ました。あっという間に茶色いお湯に変身です。
「い~においする!」確かに、コンソメスープのような香ばしい匂いが漂います。
そして玉ねぎの皮を取り出し、白布を投入!

15分程ぐつぐつと煮た後に、いよいよお湯でといたミョウバンに布を投入。
すると魔法をかけたみたいに、茶色から黄色に変身!
「赤しそジュース作った時も、クエン酸入れたら色がきれいなピンク色になったでな」
うん、うん、と子どもたちが自分の体験したことを思い出します。

そのまましばらく置いておき、水で洗って、輪ゴムをとって、布を広げてみると…

輪ゴムで絞っていたところが、鮮やかな模様となっていました。1枚1枚、違う模様。世界に1枚の模様です。干して布を眺めていると、不思議とその模様に一人ひとりの、その子らしさが表れているようで、温かい気持ちになりました。

桃の木の森こども園
園長 稲垣 美紀

TOP